セピア
(全5作品)
甥っ子・姪っ子
ゆりちゃん(6歳)とたけもとくん(5歳)。
46年前のある朝、保育園に行く前、玄関にてのスナップ写真。
カメラマンはおじーちゃん!ゆりちゃんは健康優良児で表彰された元気な子。
たけもとくんは美男子でいつもゆりちゃんのやさしい弟分。
でも二人大の仲良し。
※作品に使用した布はほとんどが昭和時代の胴裏。額には紡ぎの着物を使用しています。
◆116cm×124cm ◆2021年
◆作品番号:268
セピアの中
布絵教室の課題作品で、顔の部分は自己デッサン。
どこかの御婦人との印象もあるようですが、私です。
◆114cm×86cm ◆2008年
◆作品番号:189
裏おばーちゃん
住まいの裏庭の一角に住んで居た私の祖母・略して「裏おばーちゃん」。
祖母の部屋は長い間イコン(聖母子像画)が飾られてました。
我が家は先祖代々仏教なのに、もしかしたら現代版隠れキリシタンかなと…。
大人になって、あの絵は日本初のイコン画家、山下りんと判明。
─前略 山下りん様。長い間、祖母を見守って頂き、有り難う御座居ました。かしこ─
◆160cm×144cm ◆2011年
◆作品番号:209
二人の姉
長女・和子(向・右)、次女・孝子(向・左)。
幼少時代、いっぱいの想い出を共に過ごした目上の相棒です。
作品が仕上がった時、私はセンチメンタルになったのです。
◆123cm×176cm ◆2010年
◆作品番号:207
母(女学生)
この作品で女学生の母は私よりずーっと年下になったのです。
ういういしい母に逢いたいです。とても恋しくなりました。淋しくなりました。
とてもとてもです。だから私の名前は未だに「末子」なのです。
◆151cm×106cm ◆2010年
◆作品番号:206
古いアルバムの人物と再会し、心で胸一杯の会話ができ、とてつもなく懐かしく、切なく、幸せでした。制作中は想い出巡りの時間を得ました。セピア色は昔に戻れる魔法の世界です。