国際交流
(全8作品)
悲しみを乗り越える平和の絵
2022年2月24日、ロシアの軍事侵攻が始まる。
TVでの映像で私の体に釘がささる。心の中身は血だらけ、悲しい…。
平和を祈ろう。平和を取り戻そう。そして平和の絵を描かなければ…。
(布絵が完成したこの日は私の誕生日)
◆132×148cm ◆2022年
◆作品番号:270
ブルンジバールの兄妹
「チェコ紀行、作品番号122」の関連です。プラハの墓地の見学でショックが「大」。
ナチスは子供たちをガス室に送るのです。
幼い兄妹たちのミュージカルですが、子供たちは日々の恐怖から逃れる為、
子供同士で音楽・脚本・登場人物等、全部を作り上げたのです。
フィナーレの際、全身で拍手をイッパイイッパイしたのです。
◆186cm×125cm ◆2001年
◆作品番号:112
アデレードへの思案
南オーストラリアでの布絵展開催の打診があり、承認するか、しないかの返答で、
動揺している最中の作品です。
◆180cm×153cm ◆2002年
◆作品番号:127
Dear IVA
前チェコ大使のご令嬢がモデル。
我が家にお越しくださった際に着物を着付けして、記念撮影をしました。
そのイメージ作品です。
◆211cm×145cm ◆2002年
◆作品番号:132
チェコ紀行
プラハにある墓地に行きました。
女性、子供たちが残した遺品等の展示もあり、墓は一面灰色に見えました。
アウシュビッツ・ホロコーストがこのチェコにもあった驚きで、
その後の私の精神が変化した瞬間です。
◆180cm×140cm ◆2002年
◆作品番号:122
テレジーンへの想い
チェコ・テレジーン強制収容所で多くの方々がナチス・ドイツ軍に連行され、
命を亡くされたという事実に花を手向けたい一心で制作しました。
◆193cm×148cm ◆2001年
◆作品番号:113
ハンガリー紀行
ハンガリー展示会開催記念作品。
作品の周りにはハンガリーの国旗・陶器ヘレンドの文様
・ハンガリー日本人学校の校章をアレンジ。
コバチ美術館のイメージで仕上げています。
◆98cm×153cm ◆1997年
◆作品番号:068
夢の中は夢中
突然「夢」をプレゼントされた場所はオランダのアウトホルーン。
今、私は布絵の展示会している真っ最中。
あまりにも途方もない現実は心フワフワ。
そして夢の始まり。希望と挑戦にワクワク夢中。
◆151cm×106cm ◆2016年
◆作品番号:245
1996年よりある二人の女性との出逢いから国際交流活動がスタートしたのです。布絵を通して何か役に立つことはないだろうかと海外活動の際は必ず各施設の慰問や日本文化交流や布絵講習会などをさせていただいています。作品はその国の歴史や名誉や携わった方々への感謝の想いを描きました。各国を訪ねてその歴史を振り返ると「戦争と平和」が今日の歩みだと知ることになり、心から世界の平和を強く願います。