民話
(全4作品)
赤いろうそくと人魚
作品の中の「ろう台」は江戸時代後期の資料を
参考にしてデッサンしました。
◆135cm×180cm ◆1997年
◆作品番号:057
月夜とめがね
染みの付いた胴裏は一般的に利用価値がないが、
この作品ではその胴裏を「障子の紙」の部分に工夫して使用しました。
◆120cm×143cm ◆1997年
◆作品番号:058
大蛇を助けたツバメ
(茨城県下館市)
「武者の袴」の布は江戸末期の「ちりめん」を使用。
「大蛇」の部分には客用の「ふとん布」を利用しています。
◆97cm×120cm ◆1996年
◆作品番号:047
女化ギツネ
(茨城県竜ヶ崎市)
「ふすま」の布は「ふとんの布地」。障子の子どもの影の表現にも工夫した作品です。
◆97cm×120cm ◆1996年
◆作品番号:046
幼少時代は母からの童話の読み聞かせで、頭の中はまだ見ぬ妖怪や神様がいっぱい登場し、怖さのあまりトイレに行くことが出来ないくらい幼く、純真さがありました。読み聞かせが終わると、周りで神様はいつも見ているから悪いことはいけないと、人間にとっても一番大切な倫理教育のスタートが民話だった気がします。もう一度、その頃の純真さと母の声を思い出しながら…。因みに私は「小川未明(おがわ みめい)」のファンでした。