子供の四季
(全12作品)
子供の四季 一月
(十三参り)
この地域には昔から子供の成長祈願の行事として13歳の年に
神社等に参拝する風習があり、 友人の娘さんをモデルにしました。
◆103×78cm ◆2020年
◆作品番号:266
子供の四季 二月
(小雪)
作品の着物地は実際私が幼い時に着ていたもので、5~6歳頃の自画像です。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:095
子供の四季 三月
(子守)
「おんぶ」して子供を育てることに心の温かさを感じて欲しい作品です。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:089
子供の四季 四月
(桜)
作品の着物地は「モスリン」といい、すぐに虫が食うので、
処分の対象となり、現在では入手困難です。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:092
子供の四季 五月
(綿毛)
作品の中の「綿毛」は、布では表現できないので、
刺繍糸を利用して表現しました。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:093
子供の四季 六月
(露)
夏用の着物地「絽(ろ)」を使用してつくりました。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:100
子供の四季 七月
(七夕)
作品の「三尺」は実際のもので、貴重な「しぼり」のものです。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:099
子供の四季 八月
(ヨーヨー)
現在では古典的な子供の浴衣地が少なく、大柄で斬新な模様が多い。
この作品に使用したものもやっと見つけだしたほどです。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:090
子供の四季 九月
(石けり)
作品の着物地は私の着物です。花びらはコスモス、
だから青い目の子供がよく似合います。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:096
子供の四季 十月
(おつかい)
私が着ていた着物。よくお使いを頼まれたことを想い出します。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:091
子供の四季 十一月
(七五三)
作品の手さげの部分は「しぼり」で、
これだけ細かい作業のものは今では非常に貴重価値があります。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:098
子供の四季 十二月
(庭はき)
着物地では「ウール」は安値で虫は喰うし、ほとんど利用価値がないのですが、
それを前掛けの部分に使用しました。
◆103cm×78cm ◆1999年
◆作品番号:097
今の子供たちの「遊び」と「こころ」の相違はこんな所かな?との想いで、私の幼少時代を紹介した作品です。その時代は四季の色や風からも遊びを学ぶ「こころ」があったのです。とても懐かしく"忘れたくない!忘れたくない!"の想いでそーっと昔の自分時代に入り込んで、絵を描いた作品です。